VRayClipper
VRay3.50からレンダリングブーリアンが実装されてました。
VRayClipperです。
適当にこんなシーンを作成してみます。
ジオメトリ→VRay→VRayClipper
シーン上に作成。こんな感じのオブジェクトが出ます。
球の形状で抜きたいのでMesh modeにチェック、Pick meshのボタンをアクティブにして球を選択します。
こんな感じの表示になります。
メッシュが壊れなくて便利だけど、レンダリング時間ってどーなんだろ??って事で検証。
Pro Booleanで形状をくり抜いたものとVRayClipperでくり抜いたものでレンダリング時間を比べてみました。
結果は両方とも同じ01;00でした。
これであれば実務で使っても問題なさそう。
因みにVRayClipperを貫通させてみると。。。
ちゃんとオブジェクトの厚みで小口ができて奥にある青い立方体が見えます。
これならオブジェクトに直接穴を開けずに作業が出来るので、調整・変更などがしやすいのでいいです。
*擬似的にオブジェクトに穴を開ける方法としてVRayではマテリアルの「VRay Distance Tex」で出来ます。
ですがこちらは経験上、「VRay Distance Tex」に穴の形状をセットして作業を進めると一回一回計算をしているのか動作ひとつひとつが重くなります。